法人NEWS
2017年11月01日 会議
法人創立39周年記念式典/「魅力的な法人づくり」へ新たなスタート
法人創立39周年記念式典が10月7日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、永年勤続者の表彰や講演などが行われた。これには、職員約180人が参加。法人化39周年を迎え、次の40年に向けて職員一同が気持ちをひとつに、法人の目標である「魅力的な法人づくり」へ新たなスタートを切った。
式典では、冒頭、小松啓子理事長があいさつの中で法人化39周年を祝うとともに、法人の目標である「魅力的な法人づくり」を日々、目指しましょうと改めて呼び掛けた。また、「魅力的な法人づくり」を目指すことは、法人の価値を高めることに繋がるとして、法人の価値を決定する主な要素についても説明。主な要素は、以下の3つと考えられるとした。
(1)利用価値 :利用者にとっての価値
(2)社会的価値:地域にとっての法人の価値
(3)所属価値 :職員の仕事場としての価値及び労働市場からみた価値
この3つの価値に対する評価を向上させることが法人の価値を高めることに繋がるとし、評価が向上することで3つの価値それぞれが好循環を作り出すとした。それらを踏まえ、改めて29年度の法人経営の重点目標にも触れた。
続いて、永年勤続者の表彰では、参加した10年、20年勤続の職員、リサイクル工房従業員(利用者)19名に小松理事長から賞状と記念品が手渡された。また、職員を代表して北九州ひまわりの里の惣田久美子副施設長が、従業員者を代表して本城リサイクル工房の眞﨑一寛さんがあいさつを行った。この中で惣田副施設長は「勤続20年を迎えることができたのも、各職場で出会った利用者、家族、上司、同僚のお陰だと実感しています。今後も法人の発展のために尽くしていきたいと思います」と所感を述べた。また、眞﨑さんは「20年という長い間、仕事を続けることができたのも職員、同僚の支えがあったからと感謝しています。また、これまでの経験、体験が自分を成長させてくれました。今後も時には同僚とケンカすることがあると思いますが、より一層仕事に励んでいきます」と20年を振り返るとともに今後の抱負を述べた。その後、法人の松﨑裕二理事が「法人におけるハラスメント防止の取り組みについて」、厚生労働省の吉野智専門官が「平成30年4月施行の改正障害者総合支援法について」をテーマに講演を行い、職員は真剣に聞き入っていた。
法人化39周年を迎え、同式典を通し職員一同、「魅力的な法人づくり」、さらには次の40年に向けて気持ちを新たにする場となった。
(写真左は、「魅力的な法人づくり」を目指すことを呼びかける小松理事長、右は講演内容に真剣に聞き入る職員ら)