法人NEWS
2021年03月18日 会議
第5回「強度行動障害支援者会議」/今年度を振り返り、意見交換
第5回「強度行動障害支援者会議」が3月11日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、小松啓子理事長(委員長)、村上明美事業所長(副委員長/インクル曽根)をはじめ、委員、外部ファシリテーターの伊東良輔氏(一般社団法人ぱるむ代表理事、日本社会福祉士会理事)ら17人が参加した(写真)。
この日は、今年度の会議を振り返り、報告書(案)の確認が行われた。このなかで委員からは、「他害を受けた際には精神的なストレスだけではなく、器物破損や職員の受傷がある。安心して利用者支援を行うために、事業所だけでなく法人としての体制づくりが必要」、「強度行動障害支援者養成研修の受講内容を事業所で伝達し、活用できる仕組みが重要」、「スーパーバイズの仕組みが必要」など活発に意見が出された。また、2月4日に厚生労働省から「令和3年障害福祉サービス等報酬改正の概要」が提示され、この分野の方針が明確に出されていることを受け、岩倉聡本部事務局長代理から内容についての説明も行われた。
なお、最後に今年度の報告書に上がった課題については、次年度以降も引き続き、検討していくことが確認された。