法人NEWS
2021年07月01日 会議
「第1回「リスクマネジメント・コンプライアンス推進委員会」/目的や今年度の取り組みなど確認」
第1回「リスクマネジメント・コンプライアンス推進委員会」が6月21日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、松﨑裕二理事(委員長)のほか委員7人が参加した(写真)。
この日は冒頭、松﨑委員長が「同委員会は今年で5年目となります。今年度のメンバーは管理職のみとなっており、主に事故分析やヒヤリハット、感染症対策、災害対応、マニュアルの更新・活用などを議題としていきます。みなさんで良い方向に進めていきましょう」と挨拶。その後、リスクマネジメント、コンプライアンス関係の規程を読み合わせ、水防法・土砂災害防止法の改正に伴う留意点や法人内の事業所の土砂災害指定区域の確認などを行った。また、リスクマネジメントの目的は「自分の組織を守る」「利用またはその家族に被害を与えない」ことであり、サービス提供を行う中でリスクを予防し、万が一、事故等が発生した場合にはその被害拡大を低減するという視点が重要であることなどを確認した。
協議事項では、事故報告書を基にリスクの分析、再発防止策の検討を行ったほか、ヒヤリハットの活用の推進などが検討された。このなかで昨年度、この4、5月の法人全体の事故について確認が行われ、昨年度はコロナ禍で車両利用が減ったことやバックセンサーの設置等で交通事故件数が前年度から大幅に減ったことが報告された。4、5月は職員の異動が要因と見られる現場事故も起こっており、年度初めには利用者の特性についての情報共有が必要であるとした。また、ヒヤリハットの活用では、ヒヤリハットの情報を共有することが事故防止に繋がるとし、今後、「ほのぼの」の活用を推進していき、情報共有の仕組みを検討していくこととした。なお、同委員会は偶数月の第3月曜に開催され、次回だけは第4月曜の8月23日に開催予定。