法人NEWS

2021年11月04日 会議

第2回「意思決定支援あり方検討会」/意思決定支援のプロセスやツールなど学ぶ

第2回「意思決定支援あり方検討会」が10月27日、戸畑区の「育成会会館」で行われ、石崎博之事業所長(委員長/すてら)、奥村安徳事業所長(副委員長/インクル曽根)、鈴木克之事業所長(アドバイザー/日明リサイクル工房)、岩倉聡本部事務局長のほか、メンバーの学卒4年目の職員11人が参加した(写真)。
この日はまず、石崎事業所長が「意思決定支援のプロセス、ツールを知る」をテーマに、「ソーシャルサポートの機能的6分類」や「意思決定支援の4つの要素と7つの基本原則」などについて説明を行った。その後、公益社団法人日本社会福祉士会が意思決定支援の実践に向け開発した、「ソーシャルサポート・ネットワーク分析マップ」と「意思決定支援プロセス見える化シート」の2つのツールを用いて事例を確認した。なお、「ソーシャルサポート・ネットワーク分析マップ」は本人と関係者の関係性を見える化し意思決定支援における役割分析をするためのもので、「意思決定支援プロセス見える化シート」は本人を中心に検討されたプロセスを記録するためのもの。次回は11月11日に開催予定で、メンバーが法人の実践研究(※)に関しプレゼンテーションを行うこととしている。
(※育成会では、各施設・事業所等の職員が利用者に向き合って積み重ねてきた実践を客観視してレポートとすることで、リサーチ力をつけていくことを目的に、平成28年度から実践研究の取り組みを行っている)