法人NEWS

2021年12月02日 研修

3年次職員研修/「福祉職としての『しごと』を楽しむ」をテーマに研鑽

入職3年目の学卒職員を対象とした「第3回 3年次研修」が11月22日、戸畑区の「育成会会館」で行われ、6人が参加した(写真)。
この日は、「福祉職としての『しごと』を楽しむ」をテーマに、障がい者しごと支援センター木の実の総合施設長・三善史博氏が講師を務めた。研修ではまず、三善氏の経歴が紹介され、社会人になって間もないころ、どのような気持ちで働いていたのか、転職をし仕事に対する気持ちがどのように変化していったのかなどが説明された。このなかで三善氏は「知らないことを素直に認める、教えを乞う。誰かを頼ると、誰かに頼ってもらえる」「とにかく勉強をする。知識を増やすと、物事を理論だてて考えることができる。知識と経験が身につくと自信がつき、成功体験も増える。仕事が楽しくなる」と述べ、実体験を基にした講義内容に参加者は熱心に聞き入っていた。また、三善氏は「この仕事は、絶対に心の奥底から訪れる感動体験がある。皆さんが考えている以上に世界は広い。世界を広げてください。その広がった世界が利用者支援の向上に必ず役立ちます」と講義を締めくくった。その後、参加者一人ひとりが感想や不安に思っていることを発表、それぞれに対して三善氏がアドバイスを行った。最後には小松啓子理事長からも「もっと進化し続けて欲しい。そのために勉強をして欲しい。自分を信じて、そして自分を大切にして欲しい」とエールが贈られた。なお、次回は来年1月11日に開催予定。