法人NEWS

2022年01月25日 会議

宿泊型マネジメントプロジェクト/法人内での宿泊型自立訓練の方向性の共有化に向け協議

第1回「宿泊型マネジメントプロジェクト」が1月14日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、小松啓子理事長(委員長)はじめ、メンバーら13人が参加した(写真)。

同プロジェクトの目的は、法人内での宿泊型自立訓練事業における困難ケースのマネジメントの現状を共有化し、支援の方向性を検討すること。この日は冒頭、小松理事長が「若いメンバーも含め活発な議論、意見交換をしてほしい」と挨拶。続けて、岩倉聡理事(本部事務局長兼任)が「昨年6月に宿泊型プロジェクトから触法障害者、精神障害者への対応強化のため、夜勤体制に変更し日中の支援体制を手厚くする提案を行い承認された。このプロジェクトでは、新規受け入れ時のマネジメントで苦労していることなど忌憚のない意見交換をしてほしい」と説明した。その後、飛翔館、インクル八千代、インクル春ヶ丘の同事業の状況やマネジメントの難しかった事例、関係機関とのネットワークの現状などが発表され、協議を行った。このなかでメンバーからは、「以前は学卒の利用者が多かったが、現在は年齢層の幅が広い」「利用者の高齢化が進んでおり、入浴支援が必要な方もいる」などの意見が出された。なお、次回は、困難ケースの受け入れについて、具体的な事例で意見交換することとなった。同プロジェクトは全3回で、次回は1月21日に開催予定。