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2022年01月25日 その他

社会福祉功労者として八幡東工芸舎の冨永多佳子事業所長が厚生労働大臣表彰を受ける

 

第28回「施設長・事業所長会議」が1月13日、戸畑区の「育成会会館」で行われ、このなかで社会福祉功労者として厚生労働大臣表彰を受けた八幡東工芸舎の冨永多佳子事業所長に小松啓子理事長から賞状などが手渡された。

冨永事業所長は、昭和55年に法人育成会に入職。最初の職場は八千代工芸舎(現 インクル八千代)。大学で芸術を学んだことがきっかけで同工芸舎の陶芸の立ち上げに携わった。その後、きく工芸舎(現 インクルきく)、北九州ひまわりの里、洞海工芸舎、春ヶ丘学園(現 インクル春ヶ丘)、浅野工芸舎とし異動し、現在の八幡東工芸舎に。洞海工芸舎に異動するまでに主任、副施設長を経験、平成18年4月の洞海工芸舎からは事業所長として活躍している。また、この間には子育てと仕事の両立という状況にも直面した。当時は今のような子育て支援制度もあまりなかったが、同僚の理解、協力もあり、家と保育所と職場を毎日行ったり来たりしながらも仕事を続けるなど女性職員の先頭を走ってきた。勤続40年を迎えた令和2年度の法人創立記念式典で冨永事業所長は、「この仕事が好きだから40年も続けてこられたと思っています。また、子育てをしながらここまで続けてこられたのも、同僚など多くの皆さんのご協力があったからだと感謝しています」と40年を振り返っていた。

そのような40年以上にわたる社会福祉事業への功績が認められ、今回、令和3年度の「社会福祉功労者厚生労働大臣表彰」で社会福祉事業従事者等の表彰を受けた。この素晴らしい功績を称え、この日の会議冒頭、厚生労働大臣からの賞状、法人からの花が小松理事長より冨永事業所長に手渡された。(写真上は賞状を手に小松理事長と写真に収まる冨永事業所長(右)、下は施設長・事業所長らとの記念撮影)