法人NEWS

2022年02月16日 会議

第6回「強度行動障害支援者会議」/今年度の振り返りを実施

第6回「強度行動障害支援者会議」が2月9日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、小松啓子理事長(委員長)、村上明美事業所長(副委員長/本城リサイクル工房)、奥村安徳事業所長(副委員長/インクル曽根)をはじめ委員ら12人、外部ファシリテーターの伊東良輔氏(一般社団法人ぱるむ代表理事、日本社会福祉士会理事)が参加した(写真)。
今年度の同会議ではケース検討を4回実施し、その効果について意見を出し合ってきた。この日はその今年度の振り返りが行われた。委員からは「各事業所での課題や取り組みを知り、考えるきっかけとなった」、「情報共有することで励みになった」、「アセスメントや記録の重要性を改めて学んだ」、「この会議で出た意見を事業所に持ち帰り検討し実践に繋げることができた」など効果に対する多くの意見が出された。その後、令和4年度の方向性(案)についての説明が行われ、概ね了承された。方向性に対しては委員から、強度行動障害への支援をしている事業所だけでなく、法人全体の職員の知識と理解を深めていく必要があることや、困難ケースを検討する場が必要であることなどの意見が出され、それら意見を共有することができた。また、伊東氏からは、アセスメントを取る側がしっかりと意図をもって行っていかなければならないことや、OJTとスーパーバイザーを切り分けて考えていくべきであることなどがアドバイスされた。
なお、今回が今年度最後の会議で、今回の意見を盛り込み、同会議の令和4年度の方向性(案)を経営会議に提案することとしている。