法人NEWS

2022年05月25日 会議

第1回「接遇向上・虐待防止委員会」/虐待防止の体制や今年度の取り組みなど確認

 第1回「接遇向上・虐待防止委員会」が5月17日、Web会議で行われ、小松啓子理事長(オブザーバー)、早田達也理事(委員長/洞海工芸舎事業所長)をはじめ、メンバー8人が参加した(写真)。
 この日は冒頭、改めて早田委員長より虐待防止に関する厚生労働省の通知文書、法人の倫理綱領や職員行動規範等の規程、コンプライアンス規程のポイントなどの説明が行われた。このなかで令和2年10月に厚生労働省から出された「障害者福祉施設等における障害者虐待の防止と手引き」を基に、虐待を防止するための体制について運営責任者の責務や事業所での虐待防止委員会の役割などが詳しく説明された。令和3年度障害福祉サービス報酬改定の「虐待防止の研修、労働環境の確認・改善」、「虐待防止の取り組み」等の項目についても、国の考え方や法令に基づいた動きが必要であることなどを確認し、配布されたそれらの資料を再度読み込むことが申し合わされた。
 また、同委員会の今後の動きとして、虐待防止に関する法人全体の研修の企画を行うことや、各事業所の虐待防止委員会の実施状況の把握が計画されている。最後に小松理事長は、「接遇向上・虐待防止委員会は法人にとって重要な会議のひとつ。国の方向性を踏まえて全職員へ周知していく委員会であり、メンバーで力を合わせて今年度、しっかり取り組んでほしい」と期待を寄せた。なお、同委員会は2ヶ月に一回の開催で、次回は7月19日に開催予定。