法人NEWS
2022年11月02日 会議
第6回「クラルスプロジェクト」/各クラルスの事例についてケース検討など実施
第6回「クラルスプロジェクト」が10月26日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、岩倉聡理事(本部事務局長)のほか、メンバーら7人が参加した(写真)。
この日は冒頭、障害手帳はないが、苦手さのある方に対する就労支援を福岡県福祉労働部で進めており、県内で5ヶ所の事業所が認定を受け、うち2ヶ所が「インクル春ヶ丘」と「インクルとばた」であることや、その契約期間が令和5年3月末までとなっていることなどが説明された。その後、「インクル春ヶ丘」、「インクルとばた」それぞれのクラルスの事例についてケース検討が行われた。このなかでメンバーからは、「本人に対し、短期目標、長期目標に分けて、具体的に取り組む内容を明確化することが必要だと感じる」「季節や時間で感情の変化があるようなので支援者が記録をとりながら、意欲や集中力などの項目に分け、それぞれに具体的なアプローチを決めて全体像を捉えていくことが必要と考える」などの意見が出された。最後に岩倉理事は「良い事例で、今回のケース検討を通し解決できる視点が持てたと感じる。次回もしっかりと議論を行いたいと思う」と述べた。なお、次回は11月30日に開催予定。