法人NEWS

2023年07月26日 会議

広報会議/「写真研修」を実施し、広報紙作成でスキルアップ目指す

 広報会議メンバーを対象とした「写真研修」が7月13、14日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、13日は6人、14日は4人が参加した。
 同研修は、法人の広報紙「ハートフルネット」を担当する同メンバーのスキルアップを目指し実施された。テーマは「写真の撮り方について」で、元朝日新聞カメラマンの藤脇正真氏(同社 全日本写真連盟西部本部 元事務局長、法人主催「ひまわりアート展」写真の部選考員)が講師を務めた。
 1日目は初受講のメンバーが対象で、まずカメラの基本的な機能や扱い方について説明があった。この中でピントの合う幅を変える「絞り」や動いている被写体の写り方が変わる「シャッタースピード」、明るさを調整する「iso感度」「露出補正」などの確認が行われた。その後、実際にカメラの「絞り」や「シャッタースピード」などを設定し実技が行われ、事業所での作業風景や取材などの場面を設定して構図、撮影する立ち位置、カメラの位置などについて藤脇氏の助言を受けながら実際に撮影し学んだ。2日目は受講2回目以降のメンバーが対象で、法人ホームページやハートフルネットの写真を確認し、どのようなことに気をつけながら撮影すればより良い写真になるかなどのアドバイスがあった。また、実際に同じ場面を設定し撮影も行い、講師から撮影した写真へのアドバイスがあり、具体的に撮影方法も学んだ。ほかに講師が作成した道具を使ったり、育成会会館の周辺の草花を使ったりして、「前ボケ」(被写体の前方を意図的にぼかすこと)の撮影方法を実際に体験した。今回の研修を通し、メンバーからは「写真撮影の奥深さや難しさを感じたが、写真を撮ってみたいという気持ちは今までより増した気がする」「講師の方が事業所や広報紙で、実際に撮りそうな場面での撮影のコツを教えてくれ、とても参考になった。また、撮影することが楽しいと感じた」「写真を撮る際のアングルや撮り方など大変勉強になった」などの感想が聞かれた。
(写真上は講師の写真と自身が撮影した写真を見比べるメンバー、下は講師が作成した道具を使い「前ボケ」の撮影に挑戦するメンバー)