法人NEWS
2023年09月20日 会議
第3回「放課後等デイサービス支援者会議」/今年度の「実践研究」で各職員が中間発表
第3回「放課後等デイサービス支援者会議」が9月12日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、小松啓子理事長(オブザーバー)、松野康広事業所長(委員長/インクル若松)をはじめとするメンバーのほか、各事業所の放課後等デイサービス事業担当の正規職員ら15人が参加した(写真)。
この日はまず、松野事業所長が「市の集団指導で令和6年度から安全計画の策定が義務付けられるとされており、年間の安全対策に対してスケジュール化、マニュアルの策定、訓練や研修の実施が求められている。同会議で下期にしっかり取り組んでいきたいと思う。また、児童発達支援管理責任者は今年度の集団指導の内容を一読しておいてほしい」と挨拶を行った。その後、各事業所の放課後等デイサービス事業担当の正規職員4人が今年度取り組んでいる「実践研究(※)」について中間発表を行い、意見交換した。このなかでメンバーから「コミュニケーション手段の整理が必要ではないか」「進路に関して、学校や家庭にどのようなアプローチができるのかも検討が必要」「個々の活動の明確化が必要だと思う」など活発に意見が出された。なお、「実践研究」についてはこの12月25日が報告書の締切となっており、発表した職員は今回の意見なども踏まえ、報告書の作成を進める。次回は、11月14日に開催予定。
(※)法人育成会では、平成28年度から職員が日々、利用者に向き合って積み重ねてきた実践を客観視し報告書としてまとめる実践研究に取り組んでおり、昨年度からは“ケース検討力をつけていくこと”も目的としている。