法人NEWS
2023年10月05日 会議
第4回「農福連携会議」/今後の取り組みなど来年度に向け協議
第4回「農福連携会議」が9月27日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、小松啓子理事長(委員長)、鈴木克之理事(副委員長/八幡西障害者地域活動センター事業所長兼任)はじめ委員ら12人が参加した(写真)。
この日は冒頭、鈴木理事が「今後、来年度の事業計画を立てていく中で、利用者の農福への参加の仕方や経営改善、各圃場のシミュレーションなどについて同会議で意見をもらいながら組み立てていきたいと思う」と挨拶し報告事項に移った。八幡西障害者地域活動センターからは下畑、上香月の各圃場、同活動センター内のにしかつ農園の生育、収穫中の野菜の状況や作付け等のスケジュールなどのほかに、収穫がない時期の作業として「しめ飾り」の作成を、地域交流として10月には近隣の幼稚園と芋ほり、11月には同幼稚園と稲刈り、近隣の高校が農業体験を予定していることなどが報告された。その後、意見交換が行われ、「次年度の事業計画をどう立てていくのか。次年度だけでなく、数年かけてどのように黒字化していくのか」などの意見が挙がった。続けて、同活動センターの職員からの農事センターでの研修報告書を確認し、最後に小松理事長は「現場の意見を大事にし、良い方向に向かっていけばと思う。来年度の取り組みについても同会議でしっかり考えていきたい」と述べた。なお、次回は10月25日に開催予定。