法人NEWS

2023年11月29日 その他

育成会バザー「ぼぬーる・まるしぇ」開催/利用者らが自分たちで作った陶芸や雑貨など販売

アート活動の活性化を促進する目的で育成会独自のバザー「ぼぬーる・まるしぇ」が11月25日、八幡西区の「育成会 西部会館」で開催された。会場では利用者がつくった陶芸や木工アクセサリー等の販売のほか絵画などの利用者作品が展示され、90人を超える来場者があり賑わいを見せた(写真)。

法人育成会では、平成20年度から毎年「ひまわり写真展」を、平成27年度からは絵画、書道も加えた「ひまわりアート展」を開催し障害者アートの魅力を発信しており、その間には多くのアート作品や商品ができ、アーティスト(利用者)も生まれてきた。今回、さらに法人内のアート活動の活性化を促進する目的で育成会独自のバザー「ぼぬーる・まるしぇ」(フランス語で「幸せ市場」という意味)を開催。

この日は、インクル八千代、インクルとばた、インクル春ヶ丘、八幡西障害者地域活動センターがバザーに参加した。各事業所のブースには利用者が作ったクラフト製品や陶製品、ふきん、木工アクセサリー、レザー商品などのほかに利用者の作品がプリントされたトートバッグ、利用者らが育てた野菜などが販売された。また会場には様々なところで賞を受賞した各施設・事業所の絵画などの利用者作品19点が展示された。いくつかの事業所では利用者もブースに立ち、自分たちが作った商品などを積極的に販売。バザー後には利用者から「楽しかった」「参加してよかった」「緊張したけど、販売することができたと思う」「たくさん売れた」などの声が聞かれた。