法人NEWS
NEW 2025年01月29日 会議
「虐待防止委員会」/八幡西障害者地域活動センター巡回、各事業所の取り組みなどで協議
第2回「虐待防止委員会」が1月27日、八幡西障害者地域活動センター(八幡西区)で行われ、坂本毅啓委員長(北九州市立大学 地域創生学群 地域創生学科 准教授)はじめ、古賀由美子委員(北九州市障害福祉ボランティア協会 副理事長)、小松啓子理事長(オブザーバー)らメンバー8人が参加した(写真)。
法人育成会では、令和4年9月に外部委員を含めた新たな虐待防止委員会を設置。同委員会の取り組みの一環として各施設・事業所を巡回しており、この日は巡回とあわせ同活動センターで会議が開催された。前半は同活動センターでの虐待防止委員会、身体拘束等適正化委員会の開催状況やセルフチェック等の実施、職員間での意見交換などについて報告され、事業所内の見学も行われた。このなかで生活介護事業の活動室を見学、レイアウトを変更し強度行動障害の利用者も経済活動へ参加している現状などが説明された。また、意見交換ではメンバーから、「身体拘束の事例は、利用者本人の安全確保を目的とし取り組んでいる内容が多い。支援の結果、本人のためになっているという経過、支援方法の工夫も必要」「基本である個別性が重視されている。現場レベルでよい支援を行っていきたいという意志が感じられる」などの感想が聞かれた。後半は委員会や研修の開催状況など各事業所の虐待防止に関する取り組みについて報告が行われたほか、同委員会で改訂の取り組みを行った「障害者虐待防止及び身体拘束等適正化マニュアル・手引き」(令和6年10月16改訂版)を昨年12月に正規、嘱託職員に配布し理解を深めたことなどが説明された。