事業所NEWS
2020年11月12日 本部 相談支援事業所 すてら
虐待防止のためにできることとは…
今月、すてらのカンファレンスの時間は先月の法人創立記念式典で行われた研修「障害者の虐待防止について」の伝達研修を行いました。北九州市の虐待通告の障害種別や虐待者の内訳など現状について、虐待が起こる要因、虐待を防ぐための対策など障害者虐待について学びなおす機会となりました。
公演視聴後は各相談員から「基本一人で動く事が多いため、『おかしいな』と感じたこともそのままになってしまう可能性がある。気づきを大切にし、日ごろから同僚と話し合うようにしたい」「虐待の疑いがあったケースで、関係者の憶測で話が進んでいたことがあった。事実確認は丁寧に行う必要がある」「結果虐待ではなかったとしても、臆せずに対応していきたい」「虐待の裏に隠された困り感があるかもしれないという視点は忘れずにいたい」などの意見があがりました。
相談員は第三者として支援の場面や生活状況を確認する存在となりうるわけですから、その役割を念頭において日々の業務に当たっていきたいと思います。(甲斐)