事業所NEWS
2021年08月31日 本部 相談支援事業所 すてら
「相談支援ってなに?」①モニタリング
今年度すてらではホームページの場を活用して、相談支援の業務内容についてお伝えしていく取り組みを行っていきたいと考えています。たまにしか会うことがない相談員たちが普段どんなことを担っているのか、少しでも知ってもらう機会になればいいなと考え、シリーズでお伝えしていきます。題して「相談支援ってなに?」
今回は第一弾ということで、ご本人、家族、支援者にとって一番身近であるモニタリングについてご紹介していきます。
みなさんは自分のモニタリングがいつあるかご存じですか?市区町村が発行している受給者証を見てみるとそのタイミングを知ることが出来ます。ご本人の状態や使っているサービスによって期間は異なり、1~6ヶ月ごとに実施されることになっています。
モニタリングでは事前に作成しているサービス等利用計画に沿って今のサービスの利用状況やご家庭の状況、健康状態などを確認していきます。聞き取りの中で課題が見つかればサービス内容を調整したり、支援者と支援内容を検討する機会を持ったり、新しいことへ挑戦する道筋を立てたりすることがあります。
相談員がご本人とお会いしゆっくり話をするのは数か月に1度しかないため、各事業所からの日々の支援内容や大きな特記事項の報告はとても重要になってきます。また、相談員には面談時にいかにご本人の想いを引き出すか、そのスキルが求められます。報告内容と聞き取った内容をまとめたものは翌月に担当の市区町村へ提出しており、すてらでは現在1人の相談員で月に25~50件ほど担当しています。ご本人と会う機会の1つ1つを大切にしながら業務にあたっていきたい、とすてら内で都度確認しながら、各相談員は業務にあたっています。
次回は、サービス提供の核になるサービス等利用計画の更新についてご紹介します。