事業所NEWS

2023年05月31日 本部 相談支援事業所 すてら

地域の社会資源との橋渡し

 先日、地域に新たにできるグループホームの職員から事業説明を受ける場がありました。そのグループホームが建つ地域には法人内の通所事業所が2か所あり、今回はその事業所にも同席していただきお話を共有しました。

 

 相談支援専門員は本人や家族のニーズが実現するよう、サービスやその他社会資源との橋渡し役を担います。それは当事者と社会資源の間にとどまらず、社会資源同士の橋渡し役も担っています。ご本人が既存のサービスに加え新たにサービス等を利用する場合は、必要に応じて関係者会議を開き、これまでの支援経過や今後の役割分担など整理していきます。そうすることでスムーズな支援が出来ますし、何といっても顔の見える間柄であること、共通の目標に向かって支援していると実感できることは大きな意義があることだと感じています。

 

今回のように特定の当事者のことではなく、地域の社会資源としてお互いを知っていただく場面を設けることもまた、後々の支援にきっとプラスになることだと思っています。

新しい事業者との関係性作りはいつもどこか不安があるもの。ですが相談員はそんなこと言ってられません。そのフットワークを活かし皆さんと協力しながら業務にあたっていきたいと思います。(甲斐)