事業所NEWS

2024年07月29日 本部 北九州障害者しごとサポートセンター

企業と障害者就労支援機関の交流会を開催

 北九州障害者しごとサポートセンターによる、令和6年度「企業と障害者就労支援機関の交流会」が7月19日、AIMビル(小倉北区)で開催され、市内の企業16社、公的機関9機関、就労移行支援、就労継続支援A型、B型事業所の支援担当者、関係者112人が参加した(写真)。

 同センターでは、障害のある方の福祉から就労への流れを形成するとともに、障害者一人ひとりの態様に応じた就労支援を実施するため、北九州市から「障害者就労プロモーター事業」を受託している。その取り組みの一環として、障害者雇用促進に向け、企業と支援機関とで繋がりを作ってもらい、その後の実習や採用につなげることを目的に今回、第2回となる交流会を開催した。

 この日はまず同センターの大坪巧弥所長が開会の挨拶を行い、続けて北九州市障害福祉部障害福祉企画課の坂本果林係長が同市の障害者の状況について報告するとともに、「働くことは生活をするうえで自己実現につながる重要な要素であり、北九州市として障害者雇用の促進に力を入れていきたい。この交流会が企業と支援機関の情報交換の場として活用され、より多くの障害者雇用につながることを期待する」と挨拶した。その後、支援機関の担当者が会場内に設置された各企業のブースを訪問し情報交換する個別面談方式で会は進行。支援機関の担当者は積極的に企業ブースを訪れ、相談時間(1事業所約10分)を使い、自身の事業所の特徴や支援内容、職場実習の実施状況について、また企業の担当者は業務内容や求める人材について、互いに情報提供を行いながら活発な意見交換が行われ、交流会は盛況のうちに終了した。なお、今回、参加した企業、支援者の数は前回を大きく上回っており、来年度も開催を予定している。