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NEW2025年03月31日 本部 北九州障害者しごとサポートセンター

障害者職業能力開発セミナーを開催

 北九州障害者しごとサポートセンターによる、令和6年度「就労系福祉サービス事業所障害者職業能力開発セミナー」が3月19日、戸畑区の「ウェルとばた」で開催され、北九州市内の就労系福祉サービス事業所の利用者、支援者14人が参加した(写真)。

 同センターでは、北九州市から「障害者就労プロモーター事業」を受託し、障害のある方の福祉から就労への流れを形成するとともに、障害者一人ひとりの態様に応じた就労支援の実施を目的に説明会やセミナー、企業見学会等を行い、特別支援学校や市内の就労系福祉サービス事業所との連携を深めている。

 この日は、小倉公共職業安定所 精神・発達障害者雇用サポーターの渡辺愛恵氏を講師に招き、「就職に向けた準備について」をテーマに講演が行われた。このなかで渡辺氏はハローワークについて説明を行い、その後、長く働き続けるためには「働く目的や働く目標を持つこと」「ストレス対処法を身につけておくこと」が大事と述べ、参加者それぞれが個人ワークを通して自分自身を振り返った。また、最後に渡辺氏は「『自分自身を知ること』が何よりも大事です。長く働いていくためには『自分を守ることに繋がります』」と締めくくった。参加者からは「働く目的見つけたいです」「事務的な内容よりも、挑戦したいと思える自信に繋げられる話をしてくださって有難かったです」「就職するために大事なことを学べました」「最初は課題が多くても、アドバイスを素直に聞き、努力したらできることが増えるので、自分もそれを続けていこうと思います」など多くの感想が寄せられた。