法人NEWS
2019年07月08日 会議
当事者活動委員会/エンパワメントとアドボカシーの促進を目的に活動スタート/前年度を振り返り、今年度の活動など確認
今年度第1回「当事者活動委員会」が6月27日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、当事者活動委員(当事者)10人と当事者活動推進委員(職員)7人が参加した。
この日は、当事者活動委員、推進委員ともに今年度から新メンバーが加わったこともあり、まず自己紹介が行われた。その後、同委員会でどのような活動をするのか確認するため、前年度の活動写真を見ながら振り返りを行った。続けて、それらを踏まえ、今年度の「出前講演活動」と「九州地区手をつなぐ育成会 本人部会」のそれぞれについて講師、発表者の立候補を募ったところ、当事者委員から積極的に手が挙がった。「出前講演活動」は、北九州市障害福祉団体連絡協議会(障団連)が地域住民に障害者への理解を啓発する目的で平成25年から行っており、障団連から依頼を受け、同委員会の当事者委員が講師を務めている。また、「九州地区手をつなぐ育成会 本人部会」は、当事者の自己決定の促進を目的として、九州地区手をつなぐ育成会連絡協議会が毎年、九州のいずれかの県内で開催。昨年は、北九州で開催され、同委員会が企画、運営を担当し当事者委員が発表も行った。話し合いの結果、今年度の出前講座活動で講師を務める4人と、「九州地区手をつなぐ育成会 本人部会」で発表する一人を決めた。
当事者委員、推進委員ともに前年度から入れ替わりがあったものの、半数は継続だったこともあり、終始和やかな雰囲気で委員会が行われ、今年度も当事者のエンパワメントとアドボカシーの促進を目的として活動がスタートした。なお、次回は7月25日に開催予定。(写真は自己紹介で盛り上がる委員ら)