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2019年08月23日 その他
地域との交流の場を目指し「ぽぽっと 夏休みカフェ」を開催
育成会と一般社団法人ぱるむ(伊東良輔理事長)が共催する「ぽぽっと 夏休みカフェ」が8月10日、小倉南区のインクル春ヶ丘で開催された。これには、対象の小学生から高校生までの子ども18人とその家族ら大人7人のほか、ボランティアとして周望学舎(小倉北区)シルバーバンクから6人、北九州市立大学から学生3人、さらには職員6人の計43人が参加した。
この「ぽぽっと 夏休みカフェ」の取り組みは、インクル春ヶ丘の就労継続支援B型事業である「カフェ ぽぽっと」を活用し地域との交流の場を目指すもので、対象は子どもたち。当日は、竹とんぼやこま作り、「カフェ ぽぽっと」での昼食タイム、学習支援などが行われた。前半の竹とんぼ、こま作りでは周望学舎シルバーバンクの方が講師となり、作り方を教えた。子どもたちはボランティアのサポートも受けながら、竹とんぼとこま作りに挑戦。ヤスリで削ったりしながら形を整え、最後に思い思いの絵を竹とんぼとこまに描き完成させた。その後、子どもたちは外に出て実際に自分の作った竹とんぼを飛ばし楽しんだ。また、昼食タイムではみんなでカレーライスを食べ、おかわりをする子どもの姿なども見られた。昼食後には、学生による学習支援が行われ、夏休みの宿題などを見てもらい、後半の「ドローンを飛ばして遊ぼう」では4グループに分かれ、プログラミングを行い、ドローンを飛ばす体験をした。最新のドローンの世界に触れることができ、子どもたちは目を輝かせていた。最後に参加した子どもたちに共催の「ぱるむ」伊東理事長から寄付されたお菓子がお土産として手渡された。
盛況のうちに終了した「ぽぽっと 夏休みカフェ」。北九州市役所子ども家庭局や障害者支援課、小倉南区社会福祉協議会などの関係機関の協力もあり、目指す地域の交流の場へ大きく前進した。また、子どもたちにとってはさまざまな体験や交流ができ、夏休みの楽しい思い出となっていた。なお、次回は8月24日に開催予定で、多くの参加が期待される。
(写真は上から、ボランティアのサポートも受けながら竹とんぼとこまを作る、学習支援で夏休みの宿題などを学生に見てもらう、プログラミングに興味を示す子どもたち)