法人NEWS
2019年12月13日 研修
第6回『支援者のためのカウンセリング基礎講座』を開催/講座後には修了式も実施
相談業務を担当している法人職員を対象とした、第6回「支援者のためのカウンセリング基礎講座」が12月8日、戸畑区の飛翔館、育成会会館で開講された(写真)。
同講座は、この7月から全6回で実施し、この日、最終日となった。午前は飛翔館で、受講者各自が作成した15分間の逐語記録を基にCO役としてのかかわりについて逐語検討を行った。逐語検討では、受講者が自分の聴き方のくせに気づき、その意味を考える機会となった。午後からは育成会館に会場を移動し、1人のCL役の相談を3人のCO役が15分ごとに交代で聴くリレー式による45分間の面接を体験した。45分間の面接を体験することで、初回面接でのリレーション作りから面接の終りまでのプロセスについて理解を深めることができ、同講座が日々の相談業務に活かせることを実感できた。最後に「今の気持ち」を表現した絵を用い、各自が同講座で学んだことや自分の変化を言語化し、互いの成長を共有することができた。
講座終了後には修了式が行われ、講座を担当した一般社団法人日本産業カウンセラー協会九州支部の田上裕子支部長から、受講者一人ひとりに修了証書が手渡された。また、今回ボランティアで全6回(48時間)のカリキュラム作成と理論および体験学習の指導を担当された小松啓子理事長には感謝状が贈られた。