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2019年12月13日 その他

小倉駅で開催の「農福連携マルシェ2019」に育成会も出店、多くのお客で賑わう

福岡県が主催する「農福連携マルシェ2019」が12月7日、小倉駅JAM広場で開催され、育成会も八幡西障害者地域活動センターが参加し出店した。同活動センターの出店は今回2回目。

農福連携マルシェとは、「農業」と「福祉」の連携で生まれた、地域の農産物や加工品を広く県民に紹介し販売する市場。福岡県では、「農業」と「福祉」の連携は農業従事者の減少や耕作放棄地の増加などの課題に対して、障がいのある方が農業に携わることで補うとともに、障がいのある方にとっては就業機会の確保や収入の増加につながるとし、「農業」と「福祉」が連携することで、それぞれの課題解決につながっているとしている。

この日は、同活動センターの利用者、職員のほか、午後からは小松啓子理事長も参加し、かぶやニンニク、レモンなどの販売を行い、多くのお客で賑わった。また、用意した野菜は完売し、利用者にとっては自分たちが作った野菜がどんな場所でどんな風に並べられ、どんなお客に買ってもらえるのか、目の前で体験できる機会にもなっていた。

同活動センターでは、今回のような販売の体験で利用者が生産者として少しでも意識を高めることができ、消費者がどんなものを求めているのか理解が進み、働く意欲に繋がればという。また、今回のマルシェへの参加で、「積極的に出店して地道に消費者に向かってPRすれば、価値がわかる方に喜んでもらえる」と実感できたといい、今後の広がりに大いに期待を寄せた。(写真は、自分たちが作った野菜を販売する八幡西障害者地域活動センターの利用者)