法人NEWS

2020年10月28日 会議

第4回「当事者活動委員会」/レクリエーションで交流、出前講座の担当も決定

第4回「当事者活動委員会」が10月22日、戸畑区の「育成会会館」で行われ、9事業所から委員(当事者)12人と推進委員(職員)6人が参加した。

この日は、コロナ禍で各施設・事業所で外出活動等の制限を受ける中、みんなで楽しめることをしたいと委員らで話し合ってきた、ボウリング大会を開催。まずは、ボールを持つ前に手指消毒をするなど感染対策を行い、グループ分けを行った。そして、いざボウリングがスタート。ペットボトルで代用したボウリングのピンにボールを投げ、点数を競いあったが、白熱した試合展開に会場は大盛り上がりとなった。その後、今年度の北九州市障害福祉団体連絡協議会(障団連)の出前講座について話し合いを行った。今年度はコロナ禍で今月からの開催となり、同委員会は11月24日の穴生学舎(八幡西区)、12月11日の周望学舎(小倉北区)での出前講座の2回を担当することとなっており、話し合いにより、それぞれの日に登壇する委員を決定した。

障団連では、平成25年に制定された障害者差別解消法に関連し、北九州市と協働で事業に取り組んでおり、その一つとして啓発事業「出前講師活動」を行っている。これは、地域や学校、企業に障害当事者が出向くもので、多くの市民に障害福祉について正しい理解を啓発することが目的。育成会では、障団連から依頼を受け、平成27年度から同委員会の委員が出前講座に参加、講師として自身の体験談などを語り、障害への理解を啓発している。なお、次回は11月26日に開催予定。(写真は、ボウリングを楽しむ委員ら)