法人NEWS

2020年11月06日 会議

第1回『就労継続支援B型 工賃向上プロジェクト』を開催

第1回「就労継続支援B型 工賃向上プロジェクト」が10月27日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、小松啓子理事長(委員長)をはじめメンバー9人が参加した。

同プロジェクトは、カフェ事業を含む就労継続支援B型事業における工賃を向上させ、利用者にとって魅力があり、生き生きと働ける場をつくることを目的に設置された。この日は、インクル八千代の清水亮介副事業所長から、同事業所のカフェ事業における売上、経費、人件費、利用者の関わりなどを、オープンした平成26年度より分析した結果が報告された。このなかで現在の休業状態に至った経緯なども振り返り、それら分析結果を基に新プランを企画することとなった。ほかのインクル春ヶ丘、インクルとばたの2ヶ所のカフェについても同様に分析し次回、報告を行うこととした。また、各事業所の就労継続支援B型事業の現状についても意見交換し、「受託ばかりではなく自主事業が必要である」、「事業所の壁を取っ払った議論を進めるべき」、「福祉の領域に留まった考え方になっている」などの意見が出された。なお、次回は各事業所の平成28年度から現在までの状況をデータ化した資料を持ち寄り、更に議論を深めていく予定。