法人NEWS
2021年06月02日 研修
「2年次職員研修/令和3年度障害福祉サービス等報酬改定や法人の実践研究など研鑽」
入職2年目の学卒職員を対象とした2年次研修が5月25日、戸畑区の「育成会会館」で行われ、7人が参加した。
この日は、前半に本部の岩倉聡事務局長が「令和3年度障害福祉サービス等報酬改定から見た障害福祉の方向性」をテーマに講師を務め、報酬改定の資料をもとに法人内の事業所に関連する改定のポイントなどについて説明を行った。演習では、参加者が自身の事業所の基本報酬や加算などについて調べ、質問したり互いに確認したり、熱心に取り組む姿が見られた。最後に岩倉事務局長は、「福祉職という専門家がエビデンスに基づいた支援を実践することこそ、障害のある人が安全・安心な生活を継続できることにつながる」と述べた。
また、後半は人材育成推進委員会委員長の鈴木克之事業所長(日明リサイクル工房)から、法人が取り組む今年度の実践研究(※)の目的や進め方、さらにはリサーチ力を高めることなどについて説明が行われた。なお、次回は8月24日に開催予定。(写真左は、質問しながら自身の事業所の基本報酬などを調べる参加者(左)、右は鈴木事業所長から今年度の実践研究について説明を受ける参加者)
※法人育成会では、職員が現場で利用者に向き合って積み重ねてきた実践を客観視してレポートとすることでリサーチ力をつけていくことを目的に、平成28年度から「実践研究」に取り組んみ、そのレポートを冊子化している。