法人NEWS

2021年08月01日 農福連携事業

「農福連携事業/八幡西障害者地域活動センター/6次化製品のドレッシングに利用者も笑顔」

農福連携事業に取り組む八幡西障害者地域活動センターで収穫した新玉ねぎを使った6次化製品として「新玉ねぎ食べるドレッシング」が完成、製品化が決まった。その玉ねぎドレッシングが同活動センターの農福連携事業に携わる就労継続支援B型事業の利用者に手渡された。ドレッシングを手に取った利用者の表情はどこか誇らしく嬉しそうだった。また、これまで農業活動に取り組み、いい野菜を作ろうと努力してきた結果が商品として形になったことに驚きの表情を見せる利用者、平成28年の農福連携事業開始当初から関わっていて目頭を熱くする利用者などもいた。
その後は、自然と「どうやって食べたらいいの?」と素朴な質問が上がった。職員がパンに塗って食べるのがおススメと回答すると、早速、おススメを試した利用者がいたり、なかには白米にそのままかけて食べたら美味しかったと感想を話す利用者もいた。家族からも販売についての問い合わせがあるなど反響があったという。
 同活動センターでは、もっと野菜を増産できるようになると、多くの商品や商品開発を後押しできたり、法人の活性化、利用者の新しい働き方の実現にも繋がったりするなど、良い方向に向かっていくと期待している。