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2021年08月26日 その他

「インクル八千代の利用者の作品が「北九州市社協だより」8月号の表紙に」

インクル八千代の利用者5人の絵画作品が「北九州市社協だより」8月号の表紙に選ばれた。同広報紙で写真以外が表紙に選ばれたのは、これが初めて。今回、利用者の作品が表紙に選ばれた背景には同事業所と地域の社会福祉協議会との長年にわたる交流がある。
同事業所では、これまで黒崎地区社会福祉協議会が開催する「歩こう会」や鳴水校区社会福祉協議会(鳴水校区社協)設置の子育てフリースペース「なるっ子ルーム」のボランティアに利用者が参加するなど、地域の社会福祉協議会と交流を深めてきた。なかでも鳴水校区社協とは8年前から同事業所を会場にサロンを共同開催、一人暮らしの高齢者の懇談会で利用者がよさこい踊りを披露するなど、さまざまな取り組みで交流を促進してきた。しかし、昨年からの新型コロナウイルスの影響でこれまで同様の交流が難しい状況に。そんなコロナ禍の中でも協力してできることはないかと、鳴水校区社協から社協活動の広報に利用者の絵画作品を使用させてほしいとの提案があった。現在ではチラシや広報紙、福祉協力員の名刺、校区の会議資料の表紙に利用者の絵画作品が挿絵として使用されているという。ほかにも広報紙の原稿のパソコン入力作業を利用者が行ったり、コロナの影響で地域の盆踊りが中止となるなか、うちわのみ配布することとなり、そのうちわの絵を利用者が担当したり、コロナ禍でもできる交流を行っている。そのような交流から今回、利用者の作品が表紙に使用されることとなった。
なお、同事業所と鳴水校区社協との交流については、「北九州市社協だより」8月号(6ページ)にも掲載されている。