法人NEWS
2021年10月18日 その他
SDGsソーシャルファームの取り組みで小松理事長らが北橋市長を表敬訪問
昨年度から育成会が取り組んでいるSDGsソーシャルファームの取り組みを紹介するため、10月5日、小松啓子理事長、岩倉聡理事が北橋健治・北九州市長を表敬訪問した。これには、富高紳夫・市環境局長、株式会社ウエルクリエイトの松尾康志会長が同席した。
同取り組みを推進する「SDGsソーシャルファーム推進プロジェクト」は育成会、北九州市環境局、株式会社ウエルクリエイト等で構成されており、行政・大学・株式会社・社会福祉法人と様々な職域に渡っている。また、同取り組みでは、障害のある人と精神疾患の企業雇用者が一緒に農作業を行うことでストレスを軽減し、社会参加を促進していくことを目指している。
この日はまず、取り組みの目指すところについて説明。展望として若松で事業を開始し、障害者雇用と就労、メンタルヘルスの取り組みを推進することで北九州市全域に拡大、さらには国内にも広がる可能性があることを示した。育成会からは、6年前に八幡西障害者地域活動センターで始まった農福連携事業について説明し、障害のある人と農業の親和性が高く、生き生きと農作業に参加する利用者の様子を紹介した。さらに、今後は農業に携わることで高い工賃を得ることができるよう努力を惜しまないとして、SDGsソーシャルファームの中でアグリワーカー、アグリクリエーターとして活躍していくことも説明した。また、八幡西区上香月での玉ねぎの裏作への挑戦についても紹介。「社会福祉法人として地域の活性化につなげたい」と意気込みを語った。さらには、複数年にわたり6次化に取り組んだ結果、誕生した玉ねぎドレッシングのほか日本ミツバチの蜂蜜を北橋市長に手渡し、美味しさをアピールした。これらSDGsソーシャルファームの取り組みに北橋市長も大変関心を持ち、「全面的に応援します」と後押ししていた。(写真は北橋市長に玉ねぎドレッシングなどを手渡す小松理事長(右))