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2021年10月27日 その他
エコアクション21/日明・本城両リサイクル工房が「令和2年度環境経営レポート」まとめる
エコアクション21に取り組む日明・本城両リサイクル工房が「令和2年度環境経営レポート」をまとめ、そのレポートについての説明が10月22日、戸畑区の「育成会会館」で行われた。これには小松啓子理事長、岩倉聡本部事務局長、両リサイクル工房の事業所長、担当職員らが参加した(写真)。
エコアクション21とは、環境省が策定したガイドラインに基づく、環境経営認証・登録制度(主に中小企業が対象)のことで、二酸化炭素・廃棄物などの削減に取り組み、その活動レポートを作成、公表することで環境にやさしい経営の証明が得られる仕組みとなっており、両リサイクル工房は平成28年5月に認証・登録されている。
この日は、昨年度のエコアクション21の取り組みや活動などをまとめた環境経営レポートについて両リサイクル工房の担当職員から説明が行われ、内容などを確認した。両リサイクル工房では、二酸化炭素や廃棄物等の排出量の削減、資源化率の向上などについて年間目標を立て取り組みを行っており、レポートにはその目標に対しての取り組み結果が表や写真でわかりやすくまとめられた。今回のレポートについて両リサイクル工房の事業所長、担当職員からは「従業員(利用者)にも内容を説明し、自分たちの取り組みがレポートとして多くの人に公表されると伝えたところ、感嘆の声をあげていた。本人たちのやる気にもつながると思った」「自分たちが取り組んだ結果が数値でしっかりわかる。この結果を利用者に伝えていくことで、自信に繋げていきたい」などの感想が聞かれた。最後に小松理事長は「とてもわかりやすく作成されている。構成や挿絵の北九州市環境マスコットキャラクター『ていたん』の使用もよかった。次のステップへの取り組みも期待している」と述べた。