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2021年11月01日 農福連携事業

農福連携事業/インクル八千代/心待ちにしたさつま芋の収穫に利用者も笑顔

農福連携事業に取り組むインクル八千代では、今年度の新たな取り組みとして自立訓練事業の利用者が畑づくりに挑戦しており、秋の収穫時期を迎え、さつま芋の収穫が行われた。
畑は同事業所が入居する、八幡西区の「育成会 西部会館」3 階テラスにあり、今回収穫したさつま芋はこの5月に苗を植えたもの。苗の定植後、利用者は暑い日でも一生懸命に土づくりや水やり、除草等を行ってきた。その甲斐もあって、すくすくと育つ野菜に利用者も自然と「頑張ろう」と声を掛け合いながら、収穫の日を楽しみにしていた。
そして、苗を植えて約150日。心待ちにした収穫の日を迎えた。当日は秋晴れの空で絶好の収穫日和となり、利用者は芋を傷つけないように丁寧に土から掘り起こし、想像以上に大きく成長した芋を見て笑顔をこぼしていた。また、収穫後には「次は何の野菜を作ろう」「小松理事長に渡してほしい」とうれしそうに話し、次の野菜作りに向けて意欲的な姿も見られた。その様子に、同事業所ではこれからも利用者が主役になる活動を推進していくとしている。なお、今回収穫したさつま芋のほかにも利用者が栽培した生姜も小松啓子理事長に手渡された。