法人NEWS
2023年02月28日 研修
2年次研修/「強度行動障害支援」をテーマに研鑽
第4回「2年次研修」が2月21日、戸畑区の「育成会会館」で行われ、対象の職員7人が参加した(写真)。
この日は、「強度行動障害支援」をテーマに奥村安徳事業所長(インクル曽根)が講師を務め、強度行動障害の意味や歴史、国の方針・加算、法人の取り組みなどについて説明が行われた。研修ではまず、「強度行動障害はもともとの障害を指すのではなく、『特別に配慮された支援が必要となっている状態』を指している」ことや、「本来は穏やかな状態の人がさまざまな原因によって状態が悪くなってしまうことを『強度行動障害の状態』という」ことなどが説明された。その後、なぜ強度行動障害の状態になるのか、適切な支援や支援の目的、さらには強度行動障害の歴史、国の方針や令和3年度の報酬改定における加算、令和元年度より設置された「強度行動障害支援者会議」など法人の取り組みについて研鑽し、参加者は真剣に内容に聞き入っていた。なお、次回は3月7日に開催予定で、生活介護事業における重度障害者支援加算や支援記録ソフト「ほのぼの」による行動分析方法などについて研鑽する。