法人NEWS
2023年03月16日 会議
第8回「放課後等デイサービス支援者会議」/事業所の事例を基にケース検討を実施
第8回「放課後等デイサービス支援者会議」が3月13日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、小松啓子理事長(委員長)はじめ、委員ら14人が参加した(写真)。
この日はインクルとばた、八幡西障害者地域活動センターの放課後等デイサービス事業の事例を基にケース検討が行われた。このなかで、メンバーからは「支援者との関係性の構築も重要なファクターになると思う。その中で本人の楽しみが付加できるとよいのではないかと感じた」「対応方法も細やかに考えられていると思うが、細かくし過ぎないことも大切。活動内容の提示も見通しが持てるようにすることも必要だと思う」「問題行動が起きた際の具体的な対応はどうしているのか」「気分の高揚はなぜ起こるのか。きっかけは何か」など活発に意見が出された。それら意見を踏まえ、松野康広事業所長(副委員長/インクル若松)からは「社会性の育成の基本はコミュニケーションで、利用者(児童)とのコミュニケーションをどのように取るかという点が重要であると思う」と感想が述べられた。また、最後に小松理事長からは「同事業を実施する4つの事業所が、チームとして支えていくことができていると感じる。利用者一人ひとりの発達の視点も重要。学校や家庭、併用事業所などとの連携のもと、本人のためになる支援を行ってほしい」とアドバイスが行われた。なお、今年度の同会議は今回で終了となった。