法人NEWS

2023年08月03日 会議

第2回「農福連携会議」/会議の今後の運営などについて協議

 第2回「農福連携会議」が7月26日、戸畑区の「育成会会館」の会場およびWebで開催され、小松啓子理事長(委員長)、鈴木克之理事(副委員長/八幡西障害者地域活動センター事業所長兼任)はじめ委員ら12人が参加した(写真)。
 この日はまず、八幡西障害者地域活動センターの進捗状況について、栽培中の野菜で一部栄養不足になっているものがあることや昨年度拡大した販路先が野菜の売上の主となっていること、幼稚園と順調に交流を行っていることなどが報告された。それらを受けて意見交換も行われ、栄養不足の要因や有機肥料使用の可否、売上について「作付け前に肥料を入れる必要がある。肥料が少なくてよい野菜に切り替えるかも含めて検討したい」などの意見が挙がった。その後、同事業所の職員からの農事センターでの研修報告書を確認し協議事項に移った。協議事項では同会議の今後の運営について協議が行われ、メンバーから「まず農法をしっかりと決め、農作物を安定して生産することが先決ではないか」「何のために同事業を行うのか。サービスとして魅力があり、利用者が増えていくということに意味があるのではないか」など活発に意見が出された。それら意見を踏まえ、同事業の運営に関する課題整理が必要であることが確認され、次回以降、検討を行うとした。最後に小松理事長は「積極的に意見が挙げられ、課題も見えてきてよかったと思う。利用者で同事業に携わりたいと思っている人も多いと感じており、一般就労に繋がればとよいと思っている」と述べた。なお、次回は8月23日に開催予定。