法人NEWS

2023年12月06日 会議

虐待防止委員会/グループホームの世話人へのヒアリングや規程見直しの協議など実

第2回「虐待防止委員会」が11月27日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、坂本毅啓委員長(北九州市立大学地域創生学群 准教授)はじめ、委員ら8人が参加した(写真)。

この日は、まず事業所巡回の一環として利用者と長期間、接点があるものの立場上、法人への帰属感が薄れがちな住み込みを含めたグループホーム支援センター中部の世話人にヒアリングを実施。3人の世話人に勤務歴や業務内容、利用者との関わりのなかで困っていること、職員への相談状況などについてヒアリングを行った。その後、委員で意見交換を行い、外部委員からは「事業所として世話人にも年1回の人権研修を実施したり、月1回の面談を行ったり、対応していることも把握できた」「世話人の皆さんが思いをため込まずに、事業所や職員に相談できる取り組みをこれからも継続してほしい」などの意見が出された。また、協議事項では虐待等防止規程の見直しについて協議を行い、身体拘束適正化に関する指針を盛り込んだ見直し案を確認した。

なお、次回は今年度2事業所が合併したこともあり、現場支援の状況等を確認するためインクル小倉北を巡回することとしており、来年1月22日に開催予定。