法人NEWS
2024年06月12日 その他
法人内の事故内容や件数、取り組みなどについて理事会で報告
6月3日に開催された「令和6年度 第1回理事会」で、リスクマネジメント・コンプライアンス担当の鈴木克之理事(八幡西障害者地域活動センター事業所長兼任)より前回の3月26日の理事会から今回までの職務執行状況が報告された。
報告のなかで、鈴木理事はこの間に開催された危機管理委員会で確認等した法人内の事故内容や件数、取り組みなどについて説明。事故報告のなかで転倒事故が3件挙げられていたとし、その背景に利用者の加齢、身体機能・バランス感覚の低下などがあり、事業所では介助や支援の強化に努めているとした。また、令和5年度の法人内の事故発生状況についても確認したとして、データ化するようになった平成27年度からすると昨年度は現場事故が64%、交通事故が58%の減少となった。減少の要因としては各施設・事業所等でリスクマネジメントの考え方の普及、ヒヤリハット報告の事業所間、職員間での共有があることを会議でも確認していると説明した。最後に鈴木理事は、昨年度のヒヤリハット報告は450件で、今後も全体で情報共有しながら事故が減少するよう取り組みを進めていくと述べた。