法人NEWS

2024年06月12日 会議

第1回「農福連携会議」/今年度の実施計画など確認し意見交換

第1回「農福連携会議」が6月5日、八幡西障害者地域活動センター(八幡西区)で開催され、阿髙和憲理事、鈴木克之理事(委員長/八幡西障害者地域活動センター事業所長)はじめメンバーら8人が参加した(写真)。

この日はまず、収穫された玉ねぎの仕分けなどを同活動センターの敷地内、活動室でメンバーも手伝い、会議に移った。会議では冒頭、鈴木委員長より今年度のメンバーが紹介され、農福連携事業の実施状況などについて協議が行われた。このなかで昨年度の実施状況、今年度の実施計画を確認。昨年度は、玉ねぎの生産増により前年度対比では収入がアップしたものの、秋から冬にかけて野菜の育ちが悪く売り上げが伸びなかったことや6次化の未実施などで予算通りの収入確保には至らなかった。今年度については生産管理及び販売先開拓による黒字化を目標に、具体的な計画として「生産管理を徹底し、計画通りの単位面積あたりの収穫量を達成する」「玉ねぎの販売先を拡充する」「固定経費を見直す」を挙げている。メンバーからは「農福連携事業が利用者にとってディーセントワークとしてどれくらいの意味合いがあるのか、しっかり検証しなければならない」「固定費を下げていく取り組みも必須である」など活発な意見が出された。その後、各圃場の生産状況や地域交流、この4、5月期の収支活動などの現状が報告された。なお、次回は8月7日に開催予定。