法人NEWS

2024年06月19日 会議

放課後等デイプロジェクト/5領域との関連を明確にした個別支援計画の作成などで協議

第1回「放課後等デイプロジェクト」が6月10日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、小松啓子理事長、原明世部長(委員長/サービス事業部)はじめ放課後等デイサービス事業を実施する各事業所の児童発達支援管理責任者ら7人が参加した(写真)。

この日は冒頭、小松理事長が「放課後等デイサービス事業の会議が発足して6年目。今回、5領域の視点で計画を作成するにあたり、人として児童がどのように成長していくかが重要。どういう人間に成長していくかという視点をもって取り組んでいただきたい。また、やりがいのある領域であるため、この会議で意見交換やコミュニケーションを積極的に行い、取り組んでほしい」と挨拶。その後、協議事項に移り、5領域との関連を明確にした個別支援計画の作成について協議を行った。同事業では、令和6年度障害福祉サービス報酬改定において個別支援計画書に5領域(①健康・生活、②運動・感覚、③認知・行動、④言語・コミュニケーション、⑤人間関係・社会性)とのつながりや、インクルージョン(障害児の地域社会への参加・包摂)の観点を踏まえた内容の記載が求められている。そのため、5領域の具体的な例等も参照しながら、各事業所の7月更新の個別支援計画を基に内容や記載の仕方などを確認し情報共有を行った。また、報告・確認事項では各事業所の日々の業務における課題などについて情報を交換し共有したほか、7月4日に実施予定の外部講師による研修の説明も行われた。なお、研修は児童発達支援ガイドライン等に基づく4つの支援内容や5領域をテーマに同プロジェクトメンバー、同事業を実施する各事業所の保育士、児童指導員を対象として実施される。次回は7月8日に開催予定。