法人NEWS
2024年07月16日 研修
キャリア支援プロジェクト/社会福祉士養成課程のカリキュラム改正に伴う研修を開催
キャリア支援プロジェクト(委員長/山海正利理事)による社会福祉士養成課程のカリキュラム改正に伴う研修が7月9日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、職員26人が参加した(写真)。
同研修は、社会福祉士養成課程のカリキュラム改正により社会福祉法人に対する社会の要請の変化、ソーシャルワーカーに求められる役割について理解を深めることをねらいとして実施。講師は、法人の国家資格対策講座を担当する「麻生医療福祉&保育専門学校 福岡校」の田畑寿史氏が務めた。研修ではまず、カリキュラム改正に至る背景として国の社会保障制度改革や報酬改定において障害者が希望する地域生活を実現する地域づくりが重視されていることなどが説明された。その後、新たに創設される地域共生社会に関する科目などの説明も行われた。また、講師から「社会福祉士国家試験においてミクロ、メゾ、マクロが重視されており、現場での利用者対応が国まであがっていくことで国の施策に繋がることもある。法人育成会の日々の実践、実践研究の取り組みがマクロに繋がっていく」との話しもあり、参加者は熱心に聞き入っていた。最後に、同プロジェクトの山海委員長は「初めて学ぶ言葉もたくさんあったと思う。社会福祉を目指す実習生を受け入れる際に実習生の質問に答えられるよう意識してほしい」と述べた。