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2024年08月16日 農福連携事業

農福連携事業/八幡西障害者地域活動センター/夏野菜の収穫が最盛期で利用者に笑顔

農福連携事業の実施主体である八幡西障害者地域活動センターでは現在、夏野菜の収穫の最盛期を迎えている。

今季は、下畑圃場(八幡西区)ではズッキーニ、ピーマン、なす、オクラ、トマトを、同事業所内の「にしかつ農園」ではキュウリ、とうもろこし、かぼちゃを栽培。いずれも春先に種や苗を植えたもので、厳しい暑さが続く中、利用者とともに収穫や畑の整備を行っている。この暑さに利用者からは「今日は一段と暑いね」と思わず言葉がでるが、作業をはじめると、「昨日より大きくなってるよ」「今日はこれだけ採れたよ」とたくさんの収穫物に笑顔を見せる利用者の姿があった。収穫した野菜はマルシェや利用者家族に販売するほか、近隣のスーパーの産直コーナーでも販売しており、「新鮮でおいしい」とリピート客も多く、売り上げも順調だと言う。また、上香月圃場(八幡西区)ではもち米の苗の定植後に梅雨末期の大雨やタニシ被害による苗の消失も見られたが、苗の成長も進み、秋の収穫に向け、継続した栽培管理を行っている。さらに秋冬野菜の出荷に向け、大根、人参、白菜、ブロッコリー、小松菜などの作付け準備として土づくりや播種も早くも始まっており、同事業所では暑さに負けず、いきいきと農業活動に取り組む利用者の様子が見られる。