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NEW 2024年08月21日 その他

「エコアクション21」/中間審査で日明・本城両リサイクル工房の環境への取り組みが評価

日明・本城両リサイクル工房が取り組んでいる「エコアクション21」の中間審査における現地審査が8月8、9日、両リサイクル工房で実施された。これには、原明世部長(サービス事業部)、日明リサイクル工房の松﨑裕二事業所長、本城リサイクル工房の村上明美事業所長、両リサイクル工房の担当職員らが参加した。

「エコアクション21」は、環境省が定めた環境経営システムに関する第三者認証・登録制度で、二酸化炭素排出量の削減や廃棄物の削減・リサイクル等に向けた取り組みなどを実施し、その内容や数値をデータ化したものを基に環境経営レポートを作成、エコアクション21中央事務局に提出後、審査を受ける。この審査を通過すると環境経営レポートが公表され、環境に配慮した経営をしていると評価される仕組みとなっている。両リサイクル工房は、平成28年5月に認証・登録された。

今回の中間審査では、令和5年度の環境経営レポートを基にその実績の評価と見直しが行われ、両リサイクル工房から目標達成状況や今後の目標、利用者と職員で実施した取組内容やその結果などが報告された。このなかで環境経営レポートに関し審査員からは「きれいにまとめられていて非常に見やすい」「SDGsにも触れている内容で分かりやすい」と称賛される場面もあった。また、8日には日明リサイクル工房で、9日には本城リサイクル工房で視察も行われ、9日の育成会会館での総評には小松啓子理事長、鈴木克之理事(八幡西障害者地域活動センター事業所長/本城リサイクル工房アドバイザー)、岩倉聡統括部長も出席。審査員から、資源化率向上のため徹底した異物除去が行われていることや社会貢献活動(清掃活動等)に積極的に参加していることのほか、環境経営レポートがグラフや写真で分かりやすく作成されていること、従業員の健康面、メンタル面に配慮がされていることなどが評価された。

なお、次回は令和6年度の環境経営レポートを基にした更新審査が、令和7年度に行われる予定。 (写真は上から、審査員に取組内容や目標達成状況を報告する担当職員(8日、日明リサイクル工房での会議)、日明リサイクル工房での視察で松﨑事業所長から説明を受ける審査員(左)、最終日の総評で審査員から評価やアドバイスを受ける両リサイクル工房の事業所長ら)