法人NEWS

2024年08月28日 会議

第2回「強度行動障害支援会議」/支援手順書兼記録用紙の記入状況など共有し意見交換

第2回「強度行動障害支援者会議」が8月19日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、小松啓子理事長(アドバイザー)、阿髙和憲理事(委員長)、奥村安德事業所長(副委員長/インクル八千代)はじめメンバー16人が参加した(写真)。

この日はまず、ショートステイとばたより支援経過が報告され、メンバーから「利用する間はすべての部屋が埋まっているのか。その場合の支援体制はどのようになっているか」「他の強度行動障害者と利用が重なった場合の体制はどのようになっているか」などの質問が出され、活発な意見交換が行われた。その後、グループホーム等地域系、通所事業所でグループに分かれ、支援手順書兼記録用紙の記入状況について情報共有を行った。このなかで、グループホーム等地域系からは「夜間の支援が正規職員、嘱託職員、夜間支援員と複数の職員が関わるため、記録の共有・統一を図る必要がある」、通所事業所からは「職員間において『○、△、×』の基準にズレが生じている。基準について意識の統一が必要」「『ほのぼの』に支援者の関わりが記載されていないことがある。利用者の行動に対する支援者の関わりの記載は大切であり、各事業所で意識の統一を図る必要がある」などの意見等が出されたことが報告された。また、最後に阿髙理事は「記録の内容、書き方を100%統一することは難しいが、障害者支援のあり方については統一できるところは統一していく必要がある」と述べた。なお、次回は10月15日に開催予定。