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NEW 2024年12月04日 その他
日明・本城両リサイクル工房の利用者が今年度の市環境首都検定に向けてラストスパート
日明・本城両リサイクル工房では毎年、従業員(利用者)が「北九州市環境首都検定」を受検しており、この11月、12月8日の今年度の検定に向けて、それぞれラストスパートを掛けた勉強会を実施した。
同検定は世界の環境首都を目指す北九州市の取り組みや魅力を再発見し、実践的な環境行動につながるきっかけづくりとして同市が平成20年度から実施しているもので、今年度から受検区分が「入門編」(旧ジュニア編程度)、「標準編」(旧中高生編、旧一般編程度)、「達人編」(旧上級編)となり、全区分Web受検となった(特設会場での紙受検あり)。令和5年度は4,669名が受検した。日明リサイクル工房は平成22年度、本城リサイクル工房は平成23年度から毎年、従業員が同検定を受検。当初は職員主導だった勉強会も、いまではカン・ビン・ペットボトルの選別作業などの業務後の限られた時間で従業員が主体となり実施している。
日明リサイクル工房では今年度、同検定に向け週1回の勉強会を実施。12月8日の検定を約2週間後に控えた11月下旬には、本番同様に45分で25問の問題を解く練習を行った。問題用紙が配布され、開始の合図とともに従業員は本番さながらの緊張感の中、真剣な表情で問題を解いた。その後は解答・解説を聞き理解を深め、検定前の最後の追い込みに入っていた。また、本城リサイクル工房では同検定を1ヶ月後に控えた11月上旬、本番に向けた勉強会を開催。従業員は、過去問や北九州市のホームページに掲載されている時事問題を中心に黙々と勉強に取り組んだ。そこでは日々の業務やエコ活動もヒントとなるようで自信満々に解答する従業員や、「わからない!」と頭を抱える従業員の姿なども見られ、同工房では残りの期間、従業員、職員で力を合わせ合格に向け勉強を重ねていくとしている。ちなみに、職員も一緒に過去問を解いたが、かなり専門的な内容が多く、難しさを体感したと言う。
昨年度は日明リサイクル工房から16名、本城リサイクル工房から22名の従業員が同検定に挑戦し、日明リサイクル工房で5名、本城リサイクル工房で7名が見事合格している。今年度、本城リサイクル工房は紙受検、日明リサイクル工房は東部障害者福祉会館の研修室を借りパソコンでの受検を予定しており、彼らの努力が実るよう応援したい。
(写真左は本番さながらに問題を解く日明リサイクル工房の従業員、右は本番に向け過去問などを中心に黙々と勉強に取り組む本城リサイクル工房の従業員)