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NEW 2025年01月22日 研修

「メンタルヘルス対策の進め方」テーマに管理職を対象にメンタルヘルス研修 実施

管理職を対象とした「メンタルヘルス研修」が1月17日、戸畑区の「育成会会館」で行われ、部長、施設長・事業所長、課長、副施設長・副事業所長ら34人が参加した(写真)。

この日は、「メンタルヘルス対策の進め方」をテーマに、法人育成会の産業医である服部泰氏(株式会社服部産業医事務所 代表取締役)が講師を務めた。研修の目的は、事業所、管理監督者が職場でメンタルヘルス活動を行う意義を理解し、自らの役割を意識すること。研修では、すべての働く人(社員や組織全体)を対象にメンタルヘルスケアを実践することで、社員の労働生活の質を高め、ワークモチベーションを維持するとし、それは生産性や活力の向上に繋がり、経営状況にもよい影響を与えることなどが説明された。また、使用者である事業主の安全配慮義務について管理監督者が実行責任を負っていることや、厚生労働省の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」(2006年3月)に定められている4つのケア、メンタルヘルスケアの進め方などについても説明。このなかで講師は、管理監督者としてメンタルヘルス不調の予防、不調者への早期対応に努めることなどラインケアの重要性について述べ、参加者は真剣に聞き入っていた。なお、2月7日には主任を対象としてメンタルヘルス研修を実施予定としている。