法人NEWS
NEW 2025年04月09日 その他
令和6年度の実践研究報告書が完成/職員86人が一年間の支援現場での実践を報告

「令和6年度 実践研究報告書 ―第9号― 」の冊子が4月3日に完成した。
法人育成会では、平成28年度から各施設・事業所の職員が日々、利用者に向き合って積み重ねてきた支援の実践を客観視し報告書としてまとめる実践研究に取り組んでいる。目的は、エビデンスに基づいた支援力を身につける基盤となるリサーチ力をつけていくことと、利用者への理解を深めケース検討力をつけていくこと。その取り組みも9回目となり、令和6年度は管理職、主任、リーダー、事務員、栄養士、看護師、令和6年度の採用者、令和6年度正規職員になった者を除く正規職員(支援員)86人が、支援現場での課題について一年間実践してきたケース事例を報告書としてまとめた。それは自分たちが行っている支援の実践を改めて振り返る機会になるとともに、新たな課題に気づき、新たな学びにも繋がったことと思われる。さらには、職員一人ひとりが切磋琢磨した支援プロセスを報告書として整理し、職員間で共有することで自己研鑽の大切さに気付く機会にもなることと思われ、「より質の高いサービスの提供を目指す」という法人育成会のミッションにも繋がっている。
人材育成の一環とも言える実践研究の取り組み。職員の専門性、支援力が向上することで、利用者一人ひとりの幸せに繋がっていくことが期待される。(写真は、完成した「令和6年度 実践研究報告書 ―第9号― 」)