法人独自の取り組み
2020年10月27日 農福連携事業
#農福連携 #108 「コロナ禍にあかね幼稚園との農業体験交流のあり方」
今年の4月、コロナがどのような病気で、どのような性格でどのような性質があるのか。まだよく分かっていない時期に、あかね幼稚園の先生方とは、今後終息に迎えたらまた再開し、また、秋口にはおそらく落ち着くだろうからその時に収穫できる野菜は準備しておきますとの返答はしていた。
この子どもたちとの交流は利用者が楽しみにしていた取組みの一つである。また、子どもたちと野菜を育てることもそうだが、その野菜をあかねマルシェで購入してもらっている事実をすでに知っているので、最近では大人としての顔つきになってきた方が何人も現れている。
利用者を生産者に育てることができたが、その先の地域課題解決の当事者になることを活動センターでは目指し、農福連携を取り組んでいる。
今回の自然栽培芋ほり収穫体験を通し、課題を抱えている両者の交流がきっといい方向に向かうのではないかと信じている。
利用者は、大人としての自覚の芽生え、子どもたちは、社会にはいろいろな人がいて、困難を抱えている大人もおおくいることを知ること、将来はその方の支援をする生き方もあるなど発展しないか期待している。
いずれにしろ、3年目になる子どもたちとの関わりが、あかね幼稚園の職員、西活の職員に相当な変化をもたらしてきていることは間違いない。
今後は、もっと深化し、よりよい企画に発展し、変化をもたらすのではないかと信じている。
(写真は、ご本人様の同意を得て、撮影、掲載したものです。)
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