法人独自の取り組み
2022年08月15日 就労支援
第3回「就労支援プロジェクト」/各事業所の進捗状況など報告
第3回「就労支援プロジェクト」が7月27日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、小松啓子理事長(委員長)、岩倉聡理事(本部事務局長)のほか、メンバーら8人が参加した。
この日は、報告確認事項として、各事業所の一般就労に向けた取り組みの進捗状況や就労対象者の動きなどが報告された。各事業所からは、トライアル雇用で定着支援中であることや就労対象者の生活の立て直しを行っている段階であること、利用者・家族へのアプローチを行っていることなどが説明された。これらを受け、岩倉理事は「同プロジェクトでは、一般就労の推進を目的とし取り組んでいくことを確認している。そのために就労対象者や新規利用者の獲得が必要と考える。進捗状況などを確認し各事業所でのアプローチを行っていると感じた。ただ、滞留化した事業所では新規利用者を獲得することは難しい。就労継続支援B型事業においても働く選択肢がある、選べる取り組みを行ってほしい」と述べた。また、最後に小松理事長は「利用者の人生における、喜びや幸せにつなげられる取り組みができているのだろうか。できないことに着目するのではなく、彼らが本当にやりたいことに結び付け、支えていくことが、ソーシャルワーカーに求められている。就労継続支援B型事業の存在意義を明確化するために、同プロジェクトの取り組みは必要である」と述べた。なお、次回は8月27日に開催予定。