法人独自の取り組み
2023年02月28日 就労支援
第10回「就労支援プロジェクト」/就労アセスメントについて意見交換
第10回「就労支援プロジェクト」が2月22日、戸畑区の「育成会会館」で開催され、メンバーら11人が参加した(写真)。
この日はまず、各事業所の一般就労に向けた取り組みの進捗状況が報告され、就労アセスメントについて意見交換が行われた。就労アセスメントは、特別支援学校や就業経験がない方へのアセスメントとして2021年に改訂版が厚生労働省より出され、本来は就労の可否ではなく、個々に応じた就労の可能性を見つけるためのものである。意見交換では、就労アセスメントについてメンバーから「生活面だけでなく、家族や他機関との連携など多様な場面でのチェックが必要となっていた」「項目として整理されており、視点の広がりが持てることは有効だと感じた。また、客観的なアセスメントを取るための職員のスキルアップが必要だと思った」「この様式をつけることで利用者本人の課題が明確になった。支援者にとっても取り組みの焦点が明確になった」など実際に様式を活用した感想が述べられた。また、就労アセスメント様式の事業所での活用についても意見交換し、当面は就労者へのアセスメントで既存のものにプラスしながら同様式を使用することを申し合わせた。なお、今年度の同プロジェクトは今回で終了となった。